圧力・温度・体積が同じなら、すべての気体は同じ数の分子が存在する
物質は原子から構成されていますが、化学反応を起こす物質は原子ではなく分子であるという考えから、圧力・温度・体積が同じなら、すべての気体は同じ数の分子が含まれるというのが、アボガドロの法則です。
つまり、温度と圧力が一定ならば同じ体積の容器の中には、酸素であっても水蒸気であっても同じ数の分子があるということです。
言い換えると、分子の数・温度・体積が同じなら、分子の運動エネルギーは同じになりますから、圧力(容器の内側にぶつかる分子の力)も同じになると考えられます。